なんちゅう・・・

年末に

隣家のおじさんがお亡くなりになり

お葬式をしないとか

身内の方もご近所さんに挨拶もなかったとか

田舎では講家とか講中みたいな株内的なものがあるので

色々決まり事とまではいきませんが

地域の常識というのがありまして 突飛に逸脱するとご近所との不調和を醸してしまう

 

 

お世話しているご近所のおじいさんが年末に

『お金がないから葬式やらないって講中に言ってくれと言われた』と連絡に来られ

『家から出ていかないといけないかもしれない』と言ってたという

 

家を追い出されることと親の葬儀は なんとなく別の問題の気がして

日々のもやもやが鬱積してるんだなぁと思った

 

年末に このおじさん 

ゴミで散らかった庭をヨボヨボと少しだけ片づけていて

中にはワタシが口論の末投げ捨てたものもありまして・・・・・・・・(負の感情・・・・・)

 

なんか 人間の人生なんてあっけないなぁと

冬でも下着とオムツ一枚で外に出ていて

脚は壊疽のようになっていましたが

 

娘さん数年に一度くらい来てたのかな

遠くはないんですよ

 

近所の方でお見送りはしたようなのですが

施設に入っていたおばさんも見送ったらしく

「お父さんが死んでしもうて・・・」と泣いて すごく可哀想だった・・・と

 

変人で通っていて 息子がおかしくなったのも 

お母さんが精神的におかしいからじゃないかと思われてて 

ご近所さん方は 事情を把握できるのかしら と思っていたんだと思う

 

だけど たぶん推測するに 子供のように泣いたんだと・・・

 

人生ってなんなんだろうなぁ

 

晩年は 子や孫に囲まれて幸せにくらしたい と思うけど

どれくらいの人が そんな幸福の中にいるんだろうなぁ

 

波瀾万丈だったけど 家族と仲直りして 旅立ちました とか

家族で看取れました とか

施設の方に良くしてもらって とか

それ 普通って思ってたけど

少ないのかな