偽善

近所の同級生が亡くなり

引きこもりだったかも知れないので

声をかけることもなかったことに

少し苦しんでる

もう話すこともできないし

実際はどうか分からないが

孤独であったのだろうかと勝手に推測している

 

そんな話を知り合いなどに話すと

仲が良かったワケでもないのに、と一蹴される

 

そうなんかな。。。。。

 

仲が良かったワケではないが

一緒に保育園に通い

小学校にあがり

裏の川で魚をとったり

子どもの頃一度家の親の仕事を手伝いに来て

楽しいと言って帰ったらしく

当時、あんまり賑やかしい友人関係はなかったはずで、心に負のなにかがあるのだろうかとも思ってはいた

同居の兄とも喧嘩して独居で仕事もしてなく

持病持ちで具合悪くなり救急車を呼んだが

間に合わなかったらしい

田舎なので通常は家系的に慶弔サポートし合うグループ的なものがあるが

ひっそり身内か誰かが済ませたようだ

 

40年くらい見てないけど

子ども時代がよみがえって悲しい

 

人様の家庭にもさまざまな事情があろうと思う

 

自分も同じだけど客観的に身内からも孤立した人が

残された人の悲しみを誘う儀式も

思い出を語る場もなく去って

家は空っぽになる

なんてこった。。。。。

 

しかし自分なら誰にも知られず去った方が良いし

生きてるときに無関心なのに後から

いかにも親しく泣かれても、と思うので

これで良かったのだろうか

 

淋しいな、悲しいなという気持ちはある

亡くなった本人からしたら偽善者かな