どうやっても

人間は自然を壊しているが

必ず自然は形を変えてバランスをとる

 

ドクダミが根を張って蔓延る場所は

水を含んで崩れやすいところなのかも知れない

 

石垣のドクダミを抜きながら

石垣という知恵で水を逃し、植物の地下茎によって

ある程度、土地は崩壊せずに保たれてるのかなと思った

 

ドクダミもらって帰る途中、山々を眺めると

あちこち崩落していたが

民家はないので時と共に修復されるはず

 

道路には落石注意の看板がチラホラ

修復を重ねてもいるけれど

道側に崩れ覆って来そうな山

 

長雨の後は限界集落も道が崩壊していて

ユンボなどが来て暫くの間、修復していた

 

山肌というのは

乾湿、陰陽の蔓延りちゃんがいて崩壊を防ぎ

陽側の茅などは株部分を残して刈り取っても

根っこは土中にしっかり蔓延りちゃん

陰側は腐敗分解してコケやシダがジメジメさせて

腐葉土からフルボ酸を染みださせるのではないかなあ、なんてまた空想する

 

壊れた自然は、人が修復しなくても

10年単位で緑が覆うだろうし

その中に人工物があろうと呑み込んで

新たに自然のバランスを作るはず

 

太陽光パネルの汚染物質で自然を破壊しても

何千年したら別の形の自然が修復する 

 

まあ今日も色々考えても

気づかぬうちに

一日、一日命削って死ぬし

何かをしてもしなくても死ぬし

 

あ、だから謎汁打ちまくる人も全く同じ発想なんかな

打っても打たなくても死ぬし

 

いい加減にして

プリンでも食べよう

 

(了)