雑談

午後から

ソーイングの次回準備のため

教室に行った

 

新しい生徒さんがいて

お友達になってください、と言われましてですね

ええ勿論です、という話です

 

趣味の世界は断片的な側面だけのお付き合い

 

ほとんどの人の周辺事情も過去も知らない

しかも短時間しか接触がない

刹那的付き合いで寂しくもあるが気は楽だ

 

生徒さんは増えたのかと思ったら

辞める人もいるので一定らしい

袖擦り合うも、、、で出会った人も

幾人かは、辞めているのかも知れない

 

教室は手芸店と繋がっているから

手芸店に用事のある人も来てしまう

 

それが兎に角、老人が多い

一応、教室の宣伝も

根掘り葉掘り質問をして聞いてはいるが

どちらかと言うと誰かと話したいのだと思う

 

今日も80代後半であろうお婆さんが来て

何だかんだ教室と関係ないことを尋ねていた

 

先生も大変だろうからちょっとばかり

お相手したのだがまあまあクドい 

レジはあっちですよ

お店の人は向こうに居ますよと言っても

教室の方にUターンしてくる

大抵そうだけど

老人の寂しい背景に思いを巡らせてしまい、、

少し話すようにしている

聞くのが面白いなって思う面もある

老人に限らずホームレスみたいなオジさんでも

聞いてみると面白い話がある

 

教室が終わりデパートのフロアを歩いてると

まだ、お婆さんはセールのワゴンを物色していた、、、

結局、聞いても吟味しても

買うわけではないのだと思う

 

連休に孫や曾孫が来て

賑わうお家ばかりじゃないしね。。。

先週はシルバーウィークだったけど

幸せな人はより幸せに

そうでない人には関係ない

 

母の日も父の日もそうだ

ジェンダーフリーだ平等だ配慮だの言うなら

母の日のネーミングと意味を

変えたら良いのにって思うな

 

自分が寂しがちだから世間も寂しいワケじゃないのかも知れないけれど

 

(了)