飽和と欠乏

暇すぎて何か縫おうかな

縫いたい物も思いつかない

難しいけど大草原の小さな家みたいなドレスが

縫えたら良いな

どんな感じの服だったかな

 

YouTubeでちらっと確認しただけで

目がウルウルなってしまった🥺

 

家族も村も日々の暮らしも

ぎっしり人間

 

人種差別とかで放映中止になったとか

 

カルピスやハウスの子ども名作劇場

水戸黄門もやってない

道徳的というか勧善懲悪というか

良心に訴えるフィクション物がない

 

昔、小池◯知事が自民時代に3s政策を叫んでいたが

日本はそのようになってしまった

良心を削ぐ何らかの都合があるかのようだ

 

大草原の出演者が中年になりテレビ番組に出ていた

女優さんはキレイではあるが

やっぱりあの番組の空気感とは異なるワケで

 

様々な物が飽和した世間

憧れるのは圧倒的金持ちインフルエンサー

お金にモノを言わせて馬鹿騒ぎ

 

使い捨てのファッションは

物の多さ、情報の多さ速さに着いていく結果として

仕方ないことではあるが

 

何もかも軽すぎてつまらない

流れ流されることそのモノを楽しいと言い聞かせなければ空っぽになりそうだ

 

欠乏を満たすのが夢であり、目標

得ることより、得る段階が人生の充実

 

欠乏し過ぎると悲劇だが

物がない時代は必然的にその夢、目標がとても多い

 

たぶん、日本の高度成長期という時代は

欠乏と、頑張れば得られる物が見えていて

モーレツになっても充足感の幸せがある時代だったんじゃないだろうか

 

大草原の小さな家を目指してみても

ファッションである

 

だって、あんな、

とうさん、かあさん、子どもの真剣さは無いのだから

 

モノ、情報の充実の時代は

とうさん、かあさん、兄弟、友達

自然で遊ぶことの軽い代わりはあるのだ

 

無いのは真剣な愛情

 

物、情報の飽和と引き換えに

愛情の方が欠乏したワケか

 

 

(了)