決まっていたこと

先日近所のオジさんが来て 

母方の伯父が亡くなったと言う

 

伯父の家は斜め隣りで

叔母さんは毎日お茶しに来てるけど

伯父さんの話はしないし

最近は話す機会もなかったし

 

母方の従兄弟はその日の朝に父から聞いたらしいが

私が父から聞いたのはその日の夜遅くで

多分お通夜が終わって帰ってから伝えたのだと思う

葬式にも行かなくて良いとのこと

 

昔の話だけど

妹の結婚も、家族、親戚、近所が知っていたのに

私だけ知らされてなくて

他人から聞いてびっくりして

 

結納も、皆んな服まで準備万端にしていたのに

私だけ知らされてなくて

叔母の家に行ったとき話が噛み合わなくて

その週の土曜日にうちで結納することになっていると聞いた

 

いつ教えてくれるんだろうと思ってたら

前日の朝、仕事に出かける時

明日は家に居ろと言われて

お断りした

 

従姉妹が妊娠した時も私だけ知らなくて

話が噛み合わなくて叔母がびっくらこいてたし

 

何故だかいつも教えてもらえなくて

 

何故いつも私だけには秘密にするのかと

母に聞くと

私が僻むからということだそうで

そう決めつけて埒が開かないので

そう言うことにして済ませていた

 

伯父が死んで僻むのかと言いたいが

 

父とバトルするのも面倒だし

最近の弔事は簡素化する傾向だし

母方を軽視するのは昔からなんで

何も言わず日にちが過ぎる

 

お線香くらいはあげに行かなければならいだろうと思うのだが

 

などとモヤモヤしてたら

モヤモヤとは関係ないが

体調がおかしくなって

食あたりみたいな症状で

嘔吐下痢で冷や汗

腸が癒着してるので痛すぎて失神したり

救急搬送されたり

癒着してるから余計食あたり起こすような

気すらする

 

シンドイわー

もう死んでも良いんだけど

楽に死ねなんいんかしら。。。

楽に死ねないんだろうなあ

付き添いも心配する人もいない状況で

死ぬんだろうし

 

そう考えたら

母には(嫌いな子ではあっても)私が必死で看病したワケで

伯父も蔑ろにされ気味ではあったが叔母さんがいて

従姉妹や従姉妹の子供たちが定期的に来て伯父の世話をしていたし

年齢的に母より10年以上長生きしたワケで

 

母の一件以降、自分は冷たい人間になった

感情も人間に対してはあまり動かされない

今までなら飛んでいって叔母を励ましたり

もっと伯父のこと自体気にかけていたと思う

 

老いとともに熟すなんてことなく

ただ腐ってる

 

ヌコ氏がデレデレして来るので

この為に生きて行く輝きを見つけねばと

思ってるんだなあ、と思う

 

拾わなかったら、、、と思うと

恐ろしいことだが

何もかも決まっていたことのような気もする

 

(了)